ハンガリー・ロックダウン 緩和措置後の外で初ランチ 1914年創業 デーリネー クリスティナ・テールにある素敵なレストラン

1914年創業

デーリネー

クリスティナ・テールにある素敵なレストラン

ハンガリー・ブダペスト 長いロックダウンから少しだけ解放されて、ようやく外でランチできました。

2021年に入ってから、ずっとロックダウンで外出制限が続いていたハンガリー。

最後に外食した日はおそらく昨年の夏か秋。いつぶりなのか、全く思い出せません。

ビジネスミーティングを兼ねて立ち寄ったのは、ブダ王宮にもわりと近い、

クリスティナ・テール(テールはハンガリー語で広場の意味)にあるビストロ、デーリネー。

1914年オープンの老舗ビストロ・レストラン、デーリネー

Bistro Déryné のテラスでランチ

ずっと外食できなかったってどういうこと? 店内では飲食禁止?ハンガリーの飲食店はずっと営業してないの?

などなど、ハンガリーの現状がいまいち分からない方は、在ハンガリー日本国大使館領事部からハンガリー在住日本人に定期的に案内がある新型コロナウィルス関連情報をご覧ください。

最新のアナウンスは4月23日にありました。以下、転載します。

4月23日更新 新型コロナウィルス関連情報 在ハンガリー日本国大使館領事部より転載
新型コロナウイルス関連情報(ワクチン接種者350万人達成に伴う緩和措置と400万人達成後に予定される追加緩和措置)
ハンガリー政府は、ワクチン接種者が350万人に達したことに伴い、明日(24日)から緩和措置を行うと発表しました。
●さらに、今後ワクチン接種者が400万人に達した際には、追加緩和措置を行う予定であると発表しました。
1 本日、ハンガリー政府は、ワクチン接種者が350万人に達したことに伴い、明日(24日)から次の緩和措置を行うと発表しました。4月15日に公布済みの政令によれば、その内容は次のとおりです。
・外出禁止時間は、午後11時から翌午前5時まで(現在は午後10時から翌午前5時まで)
・レストランやカフェではテラスでの飲食が可能(営業時間は、午前5時から午後9時30分までの間に限る)
※お客は、注文やトイレなどで店内に入る時以外は、マスクの着用義務なし。

制限緩和はされたものの、まだ、店内での飲食はできません。

また、店内で食事ができる日が来るまで、店内の写真をいくつか撮影しましたので、それまでは写真で素敵な店内の様子をお楽しみください。インテリアのセンスが素晴らしく、とっても瀟洒な雰囲気です。

たくさん撮影したので、ギャラリーレイアウトで紹介しますね。見たい写真をクリックして拡大してご覧ください。

新型コロナウィルス禍になる前、最後に来店したのが2019年の冬。

日本に本帰国される方の送別会で利用しました。その時は確か、この手前にうつる写真の予約席で、10人近くで会食していました。頭上にも脇にもグリーンがたくさんで、エキゾチックかつ開放感あふれる美しい店内。

2019年当時、大人数で気楽に会食できた時代がどれだけ恵まれていたか、新型コロナウィルス禍の世の中に様変わりしてしまった今は、COVID 19以前の時代がいかに恵まれていたのか、当時は当たり前の日常が、今ではどれだけ貴重な日々だったのか、今更ながら痛感しますね。

その時はエゲル地方のセント・アンドレアのピノ・ノワールをオーダーした記憶があります。

その時は参加者全員で割り勘していましたから、あまり気になりませんでしたが、お一人様や二人など少人数で行くと、、

ハンガリー在住者の金銭感覚で考えると、お値段がお高めなので、ビストロというより高級レストランと表現する方がいいかもしれません。

通常営業の場合は、グランドピアノでアーティストが生演奏

そういえば、夜に会食した時は、ハンガリー人ピアニストの方がこのグランドピアノで食事中、ずっと演奏してくれていた記憶があります。

美味しい食事とワイン、美しいインテリア、極めつけはグランドピアノでクラシック生演奏、生ライブ、本当に素敵なお店です。

また、ピアノの演奏も聴きながら、食事ができる日を、お店側には期待しつつ、まだ外出制限が少しだけ緩和された2021年4月末現在では、中庭、テラス席でのみのランチとなりました。

テラス席からの風景

ワインリストはこんな感じ。

う〜ん、シャトー・ラトゥールが49万フォリントですか。。シャトー・ムートン・ロートシルトに至っては、1本、59万フォリント。。

こういうこと言うのは野暮ですが、ハンガリーでフランスワイン飲むのは本当にバカバカしいですね。

右側には、トカイのセプシやヴィラーニのボック、エゲルのセント・アンドレアのワインがリストに載っていましたが、エゲルのセント・アンドレアは昨年夏、ヴィラーニのボックは今年の1月末と、それぞれワイナリーオーナーさん直々にご招待してくださって、ワイナリーで自由にテイスティングさせていただいたので、ああ、レストランでボトルオーダーするとこんなにお高いのですね。

ハンガリーワインの普及活動はなかなか大変ですが、レストランでワインリストをまじまじとチェックすると、苦節7年それでもハンガリー在住で良かったことのひとつは、多くの素晴らしいワイナリーにお招きいただき、フリーテイスティングさせていただけること、でしょうか。

ハンガリーにいるなら、美味しいハンガリーワインをリーズナブルに楽しむのがベストです。

とか何とか言いつつ、今回はソムリエさんにやけに薦められたイタリアワイン、プロセッコのグラスワインを3杯もオーダーしてしまいました。私が、ではなく同僚が。。

ハンガリーのレストランなのに、なぜかプロセッコ。

こちら、ソムリエのお兄さんに薦められるがまま、プロセッコをテイスティングしました。

ただ、悲しいことに、歯科治療後、初めてアフター性口内炎に罹患してしまった私は、ワインがしみてしみて仕方ない。

結局、二口くらい試飲した後は、ワインテイスティングをギブアップ。

口内炎の時は、アクアパンナ…ミネラルウォーターしか勝たん。。

美味しそうなオニオンスープ

スープは頼まないの?と聞く同僚に、ごめん、口内炎の歯茎にしみて痛むから、メインディッシュだけにするわ、と私。

同僚が頼んだスープの写真です。見た目からして本当に美味しそう。

ハンガリーのレストランに和牛のバーガーがあった!

メインディッシュに和牛のハンバーガーのメニューを見つけたので、ハンガリー人の同僚にお勧めしました。

こちらはレストランから差し入れ?プレゼントのリバークリーム=パテ

私はメインディッシュしかオーダーしなかったのですが、着席してから随分とメニューが来なかったので、忙しそうなスタッフさんに尋ねると、おそらくメニューが厨房にちゃんと通ってなかったような。

マネージャーのような方が申し訳なさそうに、こちらのリバークリームとブレッドをプレゼントしてくれました。リバー自体、脂質豊かなものはすべて苦手ですが、でも、美味しかったです。このリバー。

私は普通にボロネーゼをオーダーしましたが、着席して1時間近くでようやくメニューが届いた!

パスタの上に載っているクリームがまた美味しかったです。大きくカットされたトマト、ホールトマト缶を使用しているのでしょうか。大きくごろっとしたトマトがソース以外にたくさんトッピングされているのもまた食感が良くて、歯ごたえがありとても美味しかったです。

ポテトは和牛バーガーについてきたもの。

テラス席はこんな感じ。

久々に外食できた喜びで、たくさん写真撮りました。自分達用に、(海外旅行客でもないのにね。。)

ハリウッドスターのサイン入り写真が階段にズラリ。

店内の洗面所もとっても美しいインテリアでしたが、テラス席に戻る際、階段の壁側にたくさん、ハリウッドスターの写真が額に飾られていました。サイン入りのものが多数あったのですが、こちらのレストランは1914年オープンとかなり歴史が古く、とても有名なお店なので、ブダペストでハリウッド映画の撮影ロケなどがあった際には、沢山のハリウッドスターが来店していた事は想像に難くありません。

こうやって写真を見ると、ブラッド・ピット、老けたなあ。私も歳取るわけだ。。

残念ながら私の好きな俳優さんや女優さんの写真は飾られてなかったです。。(どーでもいい話しですね)

写真はさすがに撮れませんでしたが、私達の後ろに、ハンガリーのオルバン首相とも距離が近い、有力な政治家さんと奥様か秘書らしき美人さんがランチしてました。

名前を書いてもいいのですが、日本の方、ハンガリー在住者でも、ハンガリー語が分からない日本人の方はほとんど知らないかもしれません。ただ、ハンガリーではほとんどの国民が知っている大物議員。

常連さんのようで、お店のマネージャーさんに丁寧に挨拶されてました。

また、店内で食事できる日が来ますように

久しぶりに外でランチできた想い出として、フィノマガジンで記事にしてみました。写真をスライドすると、地下にもゲストルームがありますが、飲食店だけでなく、ほとんどの観光産業は大打撃を受けているのは、ハンガリーのみならず世界共通の悲しいニュース。

こちらのデーリネーさんは緩和措置後、ランチ営業がテラス席で再開されましたが、私の他のお気に入りのビストロやレストランはいまだ、休業を余儀なくされています。セント・イシュトヴァーン大聖堂のすぐ近くにあった、豪華なインテリアのレストラン。そちらのオーナーさんは私の知り合いですが、現在、お店を再開する目処は立たず、彼は違うビジネスをスタートさせています。

日本でも東京や大阪など大都市で、非常事態宣言が再開され、飲食店で飲食できない、酒類の提供が禁止されているニュースをネットで知りました。

いろいろ思うところはありますが、外出制限の緩和措置がされた現在のハンガリーで、お店側の迷惑にならない程度に、フィノマガジンではフィノという言葉通り、美味しく心地よいレストランや飲食店もできる限り、記事にすることで少しでも応援できればと思います。

デーリネーの向い側にある美しい教会

こちらの教会はカトリックでしょうか、レストランの向い側にありますが、この教会を目印にすると、お店の場所が分かりやすいかもです。食べ歩きが大好きなハンガリー在住日本人の方で、まだ来店したことがない方は、クリスティナ・テール、デーリネーでGoogleマップで検索してみてくださいね。

記事 & Photo by ©Papp Hideko