今年はブダペストのクリスマスマーケットも中止なので、過去写真をお楽しみください。

今年はブダペストのクリスマスマーケットも中止なので、過去写真を適当に挿入していきますから、適当にお楽しみください。

今年はブダペストのクリスマスマーケットも中止なので、

過去写真をお楽しみください。

ハンガリーから配信しているフィノマガジン。

ハンガリーはまた11月11日から外出制限、すべての飲食店での飲食が禁止となりました。

昨年の今頃は、イギリスからハンガリーに里帰りしていた、イギリスにハンガリーワインを普及PRしている有能なハンガリー人女性の方とお会いして楽しくワインと食事をいただいたり、毎冬恒例のクリスマス・マーケットを訪れて、楽しく過ごしていたことを振り返ると、今年はなんとしんどい年でしょうか。

ハンドボールのクラブ(学校以外の本格的なクラブ)に所属するようになって、練習時に使う本格的なシューズがどうしても買いたいというので、下の子も連れて、しょっちゅう足を運ぶデパートに行ってみると、

ケンタッキーやらスタバですらも、椅子に養生テープみたいなものが貼られていて(座るなという意味ですね)

ただ、テイクアウトではどの飲食店も営業しているので、クローズしているところはほとんどありませんでした。

もう冬が近いですし、テイクアウトは冷めてしまって美味しくないから、こちらでのウーバーイーツのようなサービスに頼んだ方がまだいいのかな。どちらにしてもアツアツの状態でいただけないのは淋しいものがある。(レンチンすればよいのか)

そんなデパートの中でなぜか、アイスクリームショップがオープンしていました!

目の前のハンガリー人のおばさま達が普通に買っていくではないか?!

その様子を下の子が目ざとく見つけて、私に買ってくれ買ってくれとハンガリー語でねだるねだる。。

仕方がないので、店員さんに、『このアイスを買った場合、みんなどこで食べるんですか?』と聞けば、『それはこっちの問題じゃない、そこら辺で食べてるよ』と若い女性店員が返してくる。

考えてみると、日本にいたときはいろんなことが年功序列だった気がしなくもないですが、ハンガリーにいると、年齢関係なくほとんどタメ口なんですよ。

というか、ヨーロッパの文化にはあまり年下だから年上だから敬語がどうのこうのという文化がそもそもないことに、今更ながら気づく次第。

年齢は関係なく会話は対等という感じが、ハンガリーで暮らすようになってヒシヒシと感じます。

話しがどこにいくのか分かりませんが、クリスマスマーケットの写真ギャラリーや動画を配置しつつ、ハンガリーに移住して気がついたこと、を少しずつ書き連ねてみようと思います。

世界一に輝いたブダペスト・クリスマスマーケットを撮影した動画です。(2019年撮影)

The Best Christmas Market Budapest, Hngary, FinesseWinepia Youtube Channel by ©Papp Hideko

店員さんというキーワードが出て来たところで、

ハンガリーに移住して最初に苦しめられた部分が、この店員さんとか、スタッフさん問題だ。

数々の試練に出逢ってきた中で、いまだに覚えているのが、クレジットカードを叩き付けられて返された事件。

そのクレカは日本の銀行が発行しているものなので、壊されたら一大事。そうそう日本に帰国もできませんから、本当に怒り心頭になりました。

トラムや電車の定期の支払いを当時、確か2014年だったか、チケット販売の簡易窓口でスタッフの男性に支払い時にクレカを渡したところ、支払いが終わった後、その若く態度の悪いスタッフが、筆者のクレカが破損するんではないか、という勢いで叩き付けられて返されたのでした。

あの時は本当に殴りたい気持ちがMAXでしたが、そんなことしたら

『ハンガリー在住日本人、ハンガリー人に暴行を加えて逮捕』

なんて三流な見出しがどこかに載るのはイヤですので、

もちろん、怒りはなんとか鎮めましたけれど。

とにかく、ハンガリーで最初に苦しめられた件と言えば、、どこに行っても店員さんやら駅の定期販売のスタッフやら、とにかく本当にあんたら接客業??という疑問しか浮かばない、店員や従業員の横柄ぶり。。お客様は神様なんじゃなくて、商品を『売ってやる』店員が神様なんだな、この国は、ということを思い知らされた瞬間だったわけですけれど。

昔、鎌倉でも少し、そんな感じのお店はありましたけれど、日本でこれをしたら、どうなるのかなあ。

また、筆者の前に会計を済ませたハンガリー人にはヨーナポトと挨拶するのに、アジア人の筆者には死んでも挨拶するか的な、Racist感満載な店員さんにもよく遭遇してきました。

そこで、自分がイヤな店員さんに当たって不快な気持ちでショッピングを終えないために、自ら考えたのが、とにかく愛想を振りまくこと。

お客は私なのに、なぜか私は店員さんに必要以上に媚びるし、ありがとうを言っています。

日本にいた時も、上司にも社長にも、得意先にも媚びたことがない人間が、ハンガリーに移住して一番媚びているのが、お店の店員さんやらウェイターさんやらウェイトレスさんに、最も媚びている訳です。

そうしたら、何が起こったのかと言うと、とにかく態度が変わります。

最初の横柄な感じは一体なんだったのでしょう、というくらい、親切に変わるハンガリー人の店員さんが続出したのです。

そして、さすがに在住7年目にもなってくると、申し訳ないですが、雰囲気や醸し出すオーラで、あ、この店員さんのレジに並ぶと、きっと嫌な思いをするだろう、というのが事前に分かるようになり、今はだいたい行きつけのスーパーで、同じ店員さんのレジにしか並ばないという事を徹底しています。

行きつけのプリマというスーパー(ちょっとお高め)があるんですけれど、そこのスーパーには親日家の店員さんがいて、何かお買いものする度に、私達に何かプレゼントしてくれるんですよ。

まあ、気に入られているんですよね。とにかくね。

そういう店員さんがもう一人いまして、最近の私は人ったらしならぬ店員さんたらし、(表現が悪いなあ)に少しずつ変わってきました。

ただ、やはり初来店せざるを得ない時はだいたい何か問題がありますね。オーダーしていないメニューが運ばれてくるなんてしょっちゅうあるし、注文を取りに来てくれないことも多々あります。

日本にいた時は、店員さんはお客さんに親切にして当たり前、的な文化だったのがハンガリー、いやおそらくヨーロッパの文化でしょうか。

こちらで暮らすようになったら、それは日本だけの特殊な有り難いカルチャーだったのだなと思うようになりました。

それでもこの数年で、ハンガリー人の方の接客マナーはだいぶ向上してきたようにも思えます。それとも私が態度の悪い店員さんに遭遇する確率が減ったのか、よく分かりませんが。

クリスマスマーケットの話題となんら関係ない『店員さんの接客態度』がテーマの投稿となりましたが、おそらく日本にいたときは、接客業の方々に対してのリスペクトが足りなかったため、ハンガリー移住後に店員さんに苦しめられる事件が多発したのかもしれません。

ハンガリーに移住した日本人の方でもイヤな店員さんに遭遇したことがないという、徳が高い方々もいますしね。。

最近はほとんどしていませんが、以前、日本からの旅行客の方の臨時通訳仕事がよくあった際、ほとんどのケースで、その旅行客の方々が、ブダペストのレストランやらフードコートでとんでもない目に遭ったというクレームをよく聞かされました。

ある日本人女性にいたっては、訴えてやると息巻いていたので、さすがにそれは(海外旅行先で嫌な目に遭ってそれは難しいでしょう)ありえないでしょうと内心思いましたけれど、その女性はフードコートで店員からピザを投げつけられたそうです。さすがに私もそんな目に遭ったことはないな。クレジットカードを壊れそうなくらいに思いっきり叩き付けて返されたことはあったけれども。。(似たようなものか…)

そういえば、よく行くデパートのフードコートとまでは行かないですけれど、マクドナルドの向いにあるハンガリー料理のテイクアウトのお店で、チェリーなどが入ったパイのようなケーキなのか微妙なスイーツがあるんですけど、それを購入して食べた時、口の中に石鹸のような味が広がり、何これ、と思って中を開けてみると中が全部緑色!

腐って黴びていたのです。

あの事件も衝撃でしたね。さすがに怒りはMAXで店員にクレームすると、一度買ったものだから食え、くらいな勢いで、返金はおろか謝罪もする気なし。

仕方ないので、店長を出してとクレームするとのそのそと出て来た店長もまるで他人事のよう。

中身の緑色を見せてやると、

仕方なく認めたのか、私のクレームがしつこいので根負けして、お金を返して来ました。

でも一切謝罪無し。

こういう不遜な人間の悪態が普通に許され、普通にまかり通る世の中って、本当に無情を感じます。

ちょこちょこイヤな体験をしているのに、なぜハンガリーで暮らしているの、

と言われると、子ども達にとっては良いお友達がいて楽しく過ごしているのが一番大きいわけです。

次にこの国で暮らしていたいなと思う理由は、くどいけれど、ハンガリーワインですね。

ハンガリーワインに出逢わなかったら、とっくに日本に帰国していましたね。いろんなことが耐えきれなくて。

ハンガリーワインは美味しいですけれど、それをビジネスにするとなったら、また大変なことは尽きません。

趣味で楽しんでいる時が何事も一番良いんでしょうね。

ハンガリーに移住してからハッキリとしているのは、仕事においては嫌なことはしない、です。

というとワガママな発言ですけれど、日本にいた時は、確かに好きな職業に就けていたということでは恵まれた環境だった気がしますが、それでもその職業に就いていられるためには、嫌なことは沢山、経験してきましたから、ハンガリーに移住してまで、それを続けるのもどうかなあと思った訳です。。

我慢給という言葉を誰かがよく言っていましたが、新型コロナウィルス禍の世の中になってリモートワークやオンライン化がますます進む中、日本にいてもハンガリーにいてもどこにいてもリモートで作業できるこの時代、精神と肉体を蝕んでしまいそうなほど苦痛な仕事は選択肢として除外していいと思います。

でも、想像を絶するほど過酷な状況で生きている方々には、こういうメッセージは本当に無責任発言でしかないでしょう。。

家族が最近、新型コロナウィルスのテストを受けましたが、結果が分かるのはまだ先。

私も数週間前、38度くらいが続き、新型コロナウィルスの罹患が濃厚だったんですが、それから熱はあまり上がらず、もう今は元気ですが、ただ、その後、味覚障害というのか、鼻の奥のほうからずっと、とってもスイートな甘ーい匂いがずっと残っているんです。

何を飲んでも食べても、その甘ーい感じが治らない。。。ワインのテイスティングに支障をきたしていて、困っています。

人にはそれぞれキャパシティがあり、そのキャパを越えることはする必要もなく、体が資本なので、自分を甘やかしていい時もあると思います。

最近、思うのは、自分に厳しい人ほど今の時代、生きづらくなっている気がするのです。

他人に迷惑をかけないのであれば、完璧主義を捨てて、凝り固まった常識を捨ててみるのもいいかもしれません。

現在、ハンガリーは実質ロックダウン中なので、公共の場所、普通にどこでもマスクの着用が必須で違反すると警察に連行されるのかその場で罰金なのか、ということになりますから、メガネが雲って雲ってしょうがない。。

マスクしててもメガネが曇らないコツ、誰か教えてくれませんかね?

それでは長い前振りはこのくらいにして、昨年までに撮り溜めた、ブダペストのクリスマスマーケットの様子を、写真とYoutube動画でお楽しみくださいね。

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