ハンガリー夏旅 バラトン ティハニ 湖畔で過ごす安らぎの時間

Tihany

バラトン湖が目の前に、ティハニの丘で夏のティータイム

この投稿を書き始めたのが8月前半、気づけばもうすぐ9月、新学期がもうすぐスタートするこの時期は、日本なら慌てて夏休みの宿題にとりかかっている子供たちも多いような。。あ、それは子供のころの私の話でした。。

文章の時系列がもろもろずれていますが、そこはお目をつぶっていただけるとありがたいです。

ハンガリー人といえば、夏は猫も杓子もバラトン滞在。。

ヨーロッパやアメリカ方面からも新型コロナウィルス以前は、世界中から多くの観光客が、ハンガリーの海とハンガリー国民から愛されるバラトン湖でヴァカンスを過ごす光景が、まさに夏の風物詩といった風情でした。


以下は、8月前半に本投稿を書き始めた際の文章です。

日本では現在、東京五輪が開催され、連日、日本の選手たちのメダルラッシュや大活躍のニュースがここハンガリーでもさまざまなネットニュースやハンガリーの地上波テレビを介してもさまざまな形で伝わってきます。

そんな本日、8月6日は、日本の『原爆の日』。

高校生の頃、修学旅行で広島の原爆ドームを訪れた際、さまざまな展示物を最後のほうは全く直視できなくなった記憶がよみがえります。

2日前、私たちハンガリーワイン協会のメンバーは、協会のエデュケーターであり、栽培学者のフェレンツェ博士が教授を務めるジョン・フォン・ノイマン大学にお招きいただき、ケチケメートへ。

Neumann János Egyetem KERTÉSZETI ÉS VIDÉKFEJLESZTÉSI KAR

大学が新設した広大なキャンパスの中を案内してくださいました。

そちらの大学名にもなっているジョン・フォン・ノイマン(ハンガリー名/Neumann János Lajos)は、世界で初めてコンピューターの礎を築いたと言われる数学者。

そしてまた、彼は、アメリカ合衆国でマンハッタン計画に加わったハンガリー人、つまり、日本に投下された原爆(の完成)に深く関わっていた人物でもありました。

バラトンセメシュ、バラトン湖で今年の初泳ぎ

もうずっと、ワイナリーやワインの話や取材撮影ばかりが続くこのフィノマガジン。

ワイン以外のさまざまなトピックスを取り上げるべく、次回の投稿は、ハンガリーの大学の教育、IT事情などを少し。

ケチケメートにあるジョン・フォン・ノイマン大学のキャンパス、視察レポートは9月に投稿予定です。

ハンガリーはとにかく、発明家を多く輩出している国でもあり、IT分野でも、学ぶべき情報がたくさんあります。

ハンガリーに留学を検討されている学生さんやそのご家族に、参考になる貴重なレポートですので、お楽しみに。

と、ここまで記述していて、写真と文章の内容が追い付いていませんが、8月6日の今夜、先月初めに夏休みで訪れた、バラトン湖、バラトンセメシュ、ティハニについて、旅行中に軽く撮影してきた画像をお見せしながら、それぞれの観光スポットについて、軽く触れていきたいと思います。

Tihany

ティハニのレストランで

だいぶ前にロックダウン状態が解除され、ワクチン接種者が500万人以上となったことを受け、先月からマスクなし外出ができるようになったハンガリー。

飲食店も以前は、ワクチン接種の証明カードがなければ、店内での飲食ができませんでしたが、現在は、カード無しでも店内での飲食が可能になりました。

また、秋になれば、おそらく状況が悪化してしまう恐れがありますが、現在はこのマスク無しで外出できる、コロナ以前であれば、人類がみな当たり前に享受できていた状況が、こんなにもありがたく感じるなんて、世の中いったいどうなってしまうのか。

先のことを考えすぎてノイローゼになるのはしんどいため、現在は、このマスク無しで外出できる自由を謳歌したいと思います。

この日はハンガリーの日中気温最大記録を更新

7月のはじめ、バラトン(小)旅行1日目は、とにかくバラトン湖で泳ぎました。

初日の夜は、バラトンセメシュの中心エリアにあるレストランで夕食しましたが、やはりこの時期は常に蚊が。。

海鮮系のパスタをオーダーしましたが、食事の間中、蚊の存在が気になり、食べた気がしなかった。。。

なぜ、いつも蚊の話題ばかり、と、お食事中でしたら、虫の話ばかりで気分を害されるかもしれませんね。

個人個人の体質によってその腫れの度合いは異なるのでしょうが、ハンガリーで蚊に刺されると、特に地方都市や農村部ですが、私の場合、半径10センチ以上は確実に腫れてしまうからです。

痒いのもありますが、痛いです。ただ、ハンガリー人の方たちは、ワイナリーのブドウ畑で、何匹もの蚊に刺されても、虫よけスプレーもせず、けろっとしている方が多すぎて、おそらくハンガリー人の方は抗体があるから、あまり抵抗がないのかもしれません。

こちらのレストラン、お味はとても美味しかったですが、いかんせん、蚊が多かった。。

ハンガリーで夏にさまざまな場所にお出かけの際は、虫(蚊)よけスプレーと、日焼け止めクリームは必需品です。。

バラトン湖二日目は、フェリーでティハニへ

2日目は、ハンガリーの夏の最高気温が更新されたくらい、とてもとても蒸し暑い日に。

バラトン湖、夏の小旅行二日目は、朝から車で移動し、その後、フェリーに乗って、ティハニに向かいました。

ティハニに到着

湖の水面の輝きが美しく、フェリーでもたくさん動画を撮りましたが、スパム対策で50MB以上のデータアップロードをこのサイトではしない設定をしているので、時間が空いたときに、YouTubeチャンネルのほうにアップしようかと思います。

ティハニの歴史は古く、11世紀にベネディクト会の修道院がこの地にできたことに始まるそのだとか。

13世紀には、オスマン帝国からの攻撃に備えて、堡塁が築かれたそうですが、18世紀にはいると、その堡塁はハプスブルク家の命によって破壊されたそうです。

すぐに麦わら帽子を買いました

フェリーの到着場所から、車でティハニのメインストリートへ移動。

車を駐車場に停めて、外に出ると、この日はハンガリーの歴代の最高気温を更新するほど、暑い日でしたから、すぐ目の前にあったお土産屋さんで、可愛い麦わら帽子を買いました。

コシュート・ラーヨシュ通りの広場でひとやすみ

balatonfamily
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このちょっとした広場の先にある坂道をゆっくりと上っていくと、ティハニのシンボル、ベネディクト修道院教会の建物が見えてきました。

ベネディクト修道院協会Apátsági templom→ピシュキ遊歩道Pisky sétányへ

あいにく、ベネディクト修道院教会は、改修工事の真っ最中。

絵的に美しい状態ではなかったので、教会から湖畔をのぞくように続く、ピシュキ遊歩道を散策しました。

ラベンダー畑が有名なティハニ村、ラベンダー・アロマグッズが 大人気

tihany
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ラベンダー畑が有名なティハニ村、ラベンダー・アロマグッズが 大人気

ラベンダー畑が有名なティハニ村、ラベンダー・アロマグッズが 大人気

ラベンダー畑が有名なティハニ村、ラベンダー柄のマグも人気

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