Kaló Imre 幻の赤の貴腐ワイン カロ―イムレ

Kaló Imre 幻の赤の貴腐ワインを求めて

Kaló Imre
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至高の赤ワインは、深みがかったルビー色

ケークフランコシュ主体で4種類以上の黒ブドウ品種をブレンドして造られるフルボディの赤ワイン、エグリ・ビカヴェール。

エゲル地方は、『牡牛の血』という名を持つ極上の赤ワイン、エグリ・ビカヴェールーの産地として知られています。

1000年前のワイン造りが現代によみがえる

Kaló Imre
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そんなエゲルの隣村、ショモヤ(Szomolya)という場所に、まるでラビリンスのような地下のワインカーヴを持つ、素晴らしい銘醸ワイナリーがあります。

地下ワインカーヴで、神秘的なテイスティング

Kaló Imre
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その名は、カロ―・イムレワイナリー。

2011年ワインメーカーオブザイヤー受賞、Mr. カロ―・イムレ

Kaló Imre
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ご自身の名をワイナリー名にされたオーナー、カロ―・イムレ氏は、2011年のワインメーカーオブザイヤーを受賞された、ハンガリーのトップワインメーカー(ワイン醸造家兼マスターグレープ)です。

ハンガリーワイン協会をともに設立した筆者の同僚であるタマーシュ氏が、こちらのワイナリーのオーガニック・アドバイザーを務めているご縁で、2020年初訪問。

この秋、また、ワイナリーでお会いする尊い機会をいただきました。

ラビリンスなワインカーヴの入り口もまた神秘的

Kaló Imre
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ナチュラルワイン、究極のオーガニックなワイン造りを目指す、カロ―・イムレ氏の想いと、政府認定植物保護士である同僚のタマーシュ氏。

同じ方向を向き、それぞれのワイン道を歩んでいる、お二人の厚い信頼関係があるおかげで、ハンガリーのワイン通の方でもなかなかお会いすることができない、伝説のチャンピオンワインメーカー、カロ―・イムレ氏と、そのご家族にお会いする機会を度々頂き、感謝しかありません。

また、こんなに素晴らしいハンガリーワインを生涯知ることなく、一生を終えていたかと思うとぞっとします。

木彫りの柱の彫刻に目が奪われる、上界と下界の狭間にいるよう

Kaló Imre
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2020年の夏、同僚のタマーシュさんの案内での初訪問。

Kaló Imre
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2022年10月中旬、収穫で一番の繁忙期にもかかわらず、今回二度目のワイナリー訪問がかないました。

ブドウから自然に流れ出た、フリーランジュースを使用

Kaló Imre
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私たちの家族経営のワイナリーは、最高のワイン産地の 1 つである、エゲル ワイン産地の Szomolya にあります。

これは、カルパティア盆地のほぼ全体に言えることです。

ショモヤの地は、創造主の手のひらである地球上で最高のワイン生産地の 1 つです。
私たちは、この神聖な才能のある地域で、地球上で最高のワインを作るために、最高の品質のワインを造ろうと日々挑戦しています。

これらすべての工程は、ハンガリー古来よりの伝統的なワイン造りとライフスタイル、伝統文化の基盤に戻ることによって行われます。

私たちカロ―・イムレワイナリーの始まりは、より良い品質への意識的なシフトが始まった1988年にまで遡ります。

私たちの技術は、いわば自然との共生です。

人手をできるだけ使わないワイン造りを心がけています。

収量制限を少なくし、収穫時期を遅らせ、熟成期間を長くすることで、最高の品質を実現するよう努めています。

プレスも使いません。

ぶどうと搾りかすの重みで流れ出た、フリーランジュースのみを使用。

これにより、最高の品質の可能性がもたらされます。

出典: カロ―・イムレワイナリーホームページより
Kaló Imre
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カロ―・イムレワイナリーのテイスティングルーム。

2011-ben a Borászok Borásza Kaló Imre

Kaló Imre
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KALÓ Imre a hagyományokat tiszteletbe tartó, az egyik legtudatosabb autentikus szőlész és borász.

A hivatástudata meghatározza munkáját és annak jellemzőit.

Küldetésének tartja átadni a Kárpát medencében élők szőlő-borkultúrájának hagyományait, amely (véleménye szerint) a Magyarság csökkenésével rohan a kihalás felé. Több mint 20 fajtával dolgozik és folyamatoasn bőviti a számukat, azért hogy fennmaradhassanak. Génbank a szőlőfajtákhoz és a barátsághoz egyaránt. Imre borait a pincéjében kell kóstolni, annál is inkább, mert az Ő pincéje abban különbözik másokétól, hogy ott hangos az énekszó, amelyet e látogatásomnál én magam is dalra fakadva megtapasztaltam.

MAGYAR JAPÁN Borszövetség HUNGARY JAPAN WINE Association Vice Chairman Tamás Kőrös

左が白ワインのレア―二カ、右が赤ワインのカベルネ・フラン

Kaló Imre borász
Kaló Imre borász

カロ―・イムレ氏は伝統を重んじる、ハンガリーで最も良心的かつ本格的なブドウ栽培者およびワインメーカーのひとりです。

彼のプロフェッショナルな職業意識が、彼のワイン造りの仕事とワインスタイルを決定しています。

カルパティア盆地に住む人々のブドウとワイン文化、伝統を伝えていくことが自身の使命=コーリングであると考えるイムレ氏。

彼は20種類以上のブドウ品種を取り扱っており、永続的なワイナリー経営のために絶えず生産するワイン、その原料となるブドウ品種の種類を増やしています。

イムレ氏のワインは彼の素晴らしいワインセラーでテイスティングする必要があります。

イムレ氏の地下迷宮のような神秘的なワインセラーでは、1000年も昔の、伝統的なワイン造りの道具を目にすることもでき、自然との共生をかなえた、唯一無二の貴重な赤の貴腐ワイン、赤のエッセンシアをもテイスティングできるのです。

さらに、イムレ氏のセラーは他のどんなワインセラーとは異なり、常にイムレ氏の温かく大きな歌声もまた、真のワイン愛好家である貴方の心の琴線に触れるでしょう。

ハンガリーワイン協会 副会長/ クールシュ・タマーシュ

ワイナリー、手入れの行き届いた花壇や中庭も素敵

Kaló Imre borász
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English Description of Imre Kaló

Kaló Imre
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Imre Kaló respects traditions and is one of the most conscientious authentic grape growers and winemakers in Hungary.

His professional awareness determines his work and his characteristics.

He considers it his mission to pass on the traditions of the grape and wine culture of the people who’s live in the Carpathian basin, which (in his opinion) is rushing towards extinction with the decline of Hungarians.

He works with more than 20 varieties and is constantly expanding their number in order to survive.

Gene bank for both grape varieties and friendship.

You have to taste Imre’s wines in his cellar, all the more so because His cellar differs from others in that there is a loud singing voice, which I myself experienced breaking into song during my visit.

カロ―・イムレ氏と、彼のワイン造りのすべてを支えられる奥様と

Kaló Imre
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カロー・イムレ氏は、ワイン造りのみならず、狩猟の達人でもあるんです。

この日はわざわざ私たちのためにと、事前にイムレ氏がご自慢の腕で鹿と某、鳥をしとめてくださり、それらの貴重なお肉を使ってイムレ氏の奥さまがお料理してくださったのです。

Kaló Imre
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ハンガリーの伝統的な家庭料理でおもてなししてくださいました

Kaló Imre
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ハンガリーの伝統的な家庭料理の数々を、ご自慢のワインとともにふるまってくださったカロ―ご夫妻。

Kaló Imre
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私たちハンガリーワイン協会の面々は、カロ―・イムレ氏と奥様の温かいおもてなしに包まれ、大変心地良く、ハートフルなテイスティング時間を過ごすことができました。

こちらも奥様手作りのSütemény

Kaló Imre
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イムレ氏の奥様手作りのケーキ=Süteményも、カーロ・イムレの貴腐ワインと合わせて、一層美味しくいただくことができました。

2020年夏、初めて来訪した際、カロ―・イムレ氏ご家族との記念写真

Kaló Imre borász
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一番左がカロ―・イムレ氏。

一番右側がイムレ氏の奥様、奥様の左にいらっしゃるのが、ご夫妻のご長男で、お父様であるイムレ氏とともに、ワイナリー経営とナチュラルなワイン造りを行っている、お父様と同姓同名、カロ―・イムレ氏。

Kaló Imre borász
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2020年夏、初めて来訪した際、見せてくださったご自身のブドウ畑

Kaló Imre borász
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ワイナリーから車で10分ほど移動すると、カロ―・イムレ氏がご自身で栽培を行っている、美しいブドウ畑の光景が目の前に広がっていきました。

ワイナリーから車で10分くらい移動した場所にあるブドウ畑

Kaló Imre borász
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今年10月の訪問時はワイナリーが最も繁忙期である収穫期であったため、ブドウ畑に足を運べませんでしたが、2020年の夏、初訪問時、カロ―・イムレ氏自ら、私たちをご自身の車に乗せてブドウ畑の場所まで連れて行ってくださいました。

Kaló Imre borász
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その時に撮影した、カロ―・イムレ氏のブドウ畑の写真です。

Kaló Imre borász
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ブドウ畑の中でも、ご自身が造られたカベルネ・フランをテイスティングさせてくださったりと、大変贅沢なひとときでした。

Kaló Imre borász
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ワイナリーの中庭、手作りブランコが可愛い

Kaló Imre
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イムレ氏のワイナリーは、室内のインテリア、地下の迷宮のようなワインカーヴ、そして、中庭と細部に至るまで美しく、どこか、南米のインカ帝国を想起させるといったらおかしいでしょうか。

私たちはまるで天界と下界の狭間のような、神秘的かつ不思議な空間を漂っているような気分になりました。

カロ―・イムレワイナリーの美しい中庭で

Kaló Imre
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このときは中庭に、ご自身が最近狩猟でしとめられた鹿の全身、骨の状態で置かれていました。そのときの話をされるイムレ氏。

ただ、フィノマガジン読者の方で、グロい画像が苦手な方もいらっしゃると思いますので、掲載は控えます。

剥製の品を集められているようなコレクターの方や、狩猟採集が趣味の方にはたまらない画像なんだと思いますが。

地下ワインカーヴ、オーク樽で長期熟成

Kaló Imre
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ここから先は、2022年10月、再訪問させていただいたときの写真をずらーっと掲載していきます。

Kaló Imre
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神の雫という言葉がまさにふさわしいカロ―・イムレのワイン

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この日は、白のレア―ニカのテイスティングからはじまり、最後の赤の貴腐ワインをテイスティングしたときは、午後10時近くになっていました。

Kaló Imre
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地下のワインカーヴの中でおそらく5時間以上過ごしたことになります。

時が経つのを忘れさせてくれるほど、イムレ氏の素晴らしいワインの解説と、魅力ある歌声にも大変良い意味で酔わせていただきました。

カロ―・イムレワイナリーのナチュラルワインについて

Kaló Imre
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ハンガリーワイン協会の名誉講師、メーサローシュ・ガブリエッラ博士も、そして、イムレ氏ご自身も仰っていますが、本物のナチュラルワインのため、ワイナリーの地下ワインカーヴで試飲するのが最高に美味しい状態です。

オーク樽の中から、フレッシュな白をグラスに注いで

Kaló Imre
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カロ―・イムレのワインは、ポーランドや北欧など、ハンガリーと同じヨーロッパ諸国には輸出されています。

同じヨーロッパであれば、車での輸送で配達も最大でも1週間もかからず済むこと、また、EU圏域内であれば通関の心配もないため、ハンガリーのワインはハンガリー以外のヨーロッパ諸国に多く輸出されています。

Kaló Imre
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が、アジア圏、特に通常の海外ワイン輸入工程である海上輸送となると、赤道直下を通過してようやく日本に到着するのが二カ月以上。

二カ月以上も輸送に月日を要する場合は必然的に酸化防止剤をワインに混入せねばなりません。

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ですが、神からのギフト、まさに神の雫という言葉を体現したかのような、素晴らしいナチュラルワインの中に酸化防止剤を入れたくないのは当然のこと。

カロ―・イムレ氏、そしてワイナリーの跡継ぎであるご子息の方も、ご自身たちが造り出すワインをわが子同然に思っているので、ブドウ栽培からオーガニックにこだわりワインを育ててきた生産者からしたら、ワインの中に薬を入れる行為は苦痛でしかありません。

ワイナリーのセラーで堪能することを強くお勧めします

Kaló Imre
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これは、生産者のカロ―・イムレ氏と、ハンガリーワイン協会両方の、あくまで真のハンガリーファンによるいち意見ですが、カロ―・イムレ氏のワインは、ぜひ、ショモヤにある同氏のワイナリーまでお越しいただき、テイスティングしていただくことを強くお勧めします。

Kaló Imre
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ハンガリーワイン協会では、ショモヤのカロ―・イムレワイナリーをはじめ、ハンガリー国内在住のハンガリー人のワイン愛好家の方々でも、なかなか直接お会いすることが不可能な、偉大なワインメーカーのワイナリーの視察、通訳アテンドが可能な『オーダーメイドワイナリーツアー』という独自のワイナリー視察ツアーサービスを、日本およびアジアのワイン愛好家の方々に提供しています。

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2011年ワインメーカーオブザイヤー受賞、カロ―・イムレ氏のナチュラルワインをワイナリーでテイスティングご希望の方は、下記ボタンをクリックしてサービス詳細をご確認ください。

午後2時から午後10時まで長時間、本当にありがとうございました

Kaló Imre
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日本日時の今月12月14日、午後8時かr、カロ―・イムレワイナリーが属するPDO、エゲルのワインについても取り上げる、ハンガリーワインの原産地呼称保護制度と格付けを専門的に解説する、オンラインワインマスタークラスを開催します。

講師は本記事を執筆した筆者が、ブダペストから参加、担当させていただく予定です。

カロ―・イムレのワインと、前回、投稿した、同じエゲルのセント・アンドレアのワインも事例として、格付けについて詳しく解説しますので、ハンガリーワインの良しあし、鑑定力を磨きたい方、中東欧のワインについて、知識を増やしたい方にお勧めのオンライン講座です。

直近のご案内となりますが、お申込みは日本時間の12月14日午前0時まで、オンラインで受け付けていますので、下記ボタンをクリックして詳細ご確認いただいたあと、同じページから、お申込みお待ちしております。

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