Hegedűs Endre zongoraestje

2020年9月20日(日)、ハンガリーを代表するトップピアニスト、Hegedűs Endre氏のピアノリサイタルがブダペストの美しいコンサートホール VIGADÓで開催されました。

遡ること一ヶ月前、8月前半に私と同僚はSzomolyaにある知る人ぞ知る名ワイナリー、Imre Kaló ピンツェを訪れ、オーナーであるキングオブワインメーカー、Imre Kalóと息子さん、奥様にお会いしてきました。

同ワイナリーのワインカーヴは神秘的な洞窟の中にあり、1000年以上前にワイン製造に使われていた器具なども秘蔵しており、ただひたすら美味しいワインを追い求めて生きている私にとっては、その空間にいられることすべて、何もかもが感動の連続でした。

そのワインカーヴでテイスティングさせていただいた素晴らしい赤ワインの数々の中でも、特に感動し、自然と涙があふれた赤ワイン、それは、赤ワインのエッセンシア。

まさに奇跡としか形容できない天然甘口最上級貴腐ワイン『Imre Kaló Turan Eszencia』に出逢い、その幻のような赤ワインを世に生み出した偉大なワインメーカー、Imre Kaló氏と、ハンガリーの国民的トップ・ピアニストでありリスト音楽院の教授であるHegedűs Endre氏が大のご親友ということで、

クラシックミュージックには全くの無知といっていい筆者ですが、素晴らしいご縁をいただくことができました。

個人的にはロマネ・コンティを試飲したときよりも感動した、Imre Kaló氏が造る幻の赤ワイン、幻のエッセンシアについては、後日、改めて投稿したいと思います。

10分間の休憩をはさんで第二幕が始まると、奥様のHegedűs Katalin氏もご登壇され、お2人で連弾してくださいました。

上記が当日の演目リストです。

今回のリサイタルは会場の受付で手指消毒と検温を行い、座席も2mは離れた状態で鑑賞と、新型コロナウィルス対策が万全になされた状態で開催されました。(10分間の休憩中、ティーブレイクした時と帰りの際(周りに人がいない状態の時は)マスクを外していましたが。。)

正直、全くと言っていいほど、クラシックの偉大な演奏家たちの楽曲名に無知な私は、純粋にそのパフォーマンスに触れて感動するだけ。

初めてクラシックコンサートを聴きに行ったのは高校2年の時。

その時のピアニストの方の名前も忘れてしまうほど、クラシックには当時まったく興味がなく、サントリーホールでしたが、風邪を引いている中、クラスメート4〜5人と渋谷のスクランブルエッグ、超雑踏の中、人混みの中を歩いて、より風邪が悪化してしまい、初めて鑑賞しに行ったクラシックコンサートのピアノ演奏の間中、寝てしまい、まったく何も覚えていなかったという苦い記憶が今でも蘇ります。

社会人になってからは勤務先の会社がよくクラシックアーティストさんのスポンサー活動をしていたこともあって、会社のおかげでさまざまなクラシックアーティストさんのコンサートを鑑賞しに行く機会に恵まれました。

それでもまったく楽曲名を覚えようという気にまでは至らない、とにかくクラシックに無知な私を少しずつ変えて行ったのは、ハンガリーに移住してからです。

話しにまとまりがなくなってしまいましたが、

素晴らしいピアノ演奏で、アンコールのショパンを演奏してくださった時には、体は正直で、感動で自然と涙が流れました。

そして、もったいなくもコンサート終了後、Hegedűs Endre氏と奥様のKatalinさん、コンサート直後のお2人は、お気に入りのイタリアンレストランを事前に予約してくださり、私と同僚はハンガリーの国民的ピアニストの方にディナーをお呼ばれしていろんなお話をさせていただいたという、なんともなんとも光栄な機会を頂くことができました。

一般の日本人にとってはクラシックミュージックというとなんだか敷居の高いもので、私が仕事で関わる以前のワインについてのイメージもまったく同じで、高尚すぎて、プライドが高い人だけがワイン好きという勝手な偏見を持っていましたが。

大学卒業後、自分の意志とは反してワインビジネスに携わることになり、(学生時代はビール一杯も飲めませんでした)

気がつけばどっぷり、今はハンガリーワイン業界と関わることになり、

そして、気がつけば、学生時代、まったく興味がなかったクラシックコンサートにばかり行く機会に恵まれている現在の状況。

地味な軽音サークルでバンド活動していた学生時代の私からは、全く想像がつかなかったであろう、自身の今日の、、目まぐるしい変化と素晴らしいクラシックアーティストの方々との出逢い。。

ハンガリーのキングオブワインメーカーであるワイナリーオーナーさんからつなげていただいた、ハンガリーの偉大なピアニストHegedűs Endre氏との尊いご縁。

ワインとクラシック、クラシックとワイン。

ハンガリーで暮らしていると、ワインとクラシック音楽はとても相性が良いということを再確認できた貴重な日でした。

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fantastichungary

Papp Hideko パップ英子…ハンガリー発フィノマガジン/フィネスワインピア/ HUNGARY JAPAN WINE 運営者。クリエイティブ・ディレクター、コピーライター、プランナー、ワインエッセイスト、ワイン講師 Level 3 WSET ハンガリー(日本)ワイン協会 代表 、JSA (一社)日本ソムリエ協会ソムリエ教本ハンガリー項代表執筆者(2022 , 2023 , 2024年度版執筆監修)、ハンガリー在住ワインコラムニスト/ Level 3 WSET/ Wine & Spirits Education Trust認定Higher Certificate、現在、Diploma Course WSET。

2015年からハンガリー国内のワインフェスティバル等、イベント取材撮影を自身のオンラインマガジン、フィノマガジンで執筆開始。 https://finomagazin.com
2017年秋から、バラトン・バダチョニにあるワイナリーの取材撮影を皮切りに、バラトン・チョパク(3ワイナリー)、トカイ・ヘジャリア、トカイ・マード(トカイ地方は4ワイナリー)、バダチョニ(バダチョニトマイ)、ヴィラーニ(2DHCワイナリー)、エゲル、エチェク、エステルゴムのオーガニック認定ワイナリーと、ブダペスト市内で開催されるワインフェスティバル、ワインマガジンショーなど、精力的に取材を重ねている。

2023年 日本日時 8 26(土) 7:59~9:25 MBS (大阪毎日放送、TBS系全国ネット)で放映された、土曜朝の人気情報番組『サタデープラス』の海外移住スペシャルコーナー『自己流ライフ』にて、約25分間、Papp Hidekoのブダペストライフに密着取材、特集でオンエア、紹介していただきました。

2021年 日本時間1月14日深夜2時30分 ハンガリー時間 1月13日18:30

Japan FM Network JFM のラジオ番組 ON THE PLANET にzoomでブダペストから中継で ハンガリー子育て支援情報について12分間コメンテーターとして生出演。

2019年
・ハリウッド映画MINAMATA(ジョニー・デップ主演2020年公開予定)
2月〜3月/ 日本人エキストラでハンガリー近隣国で行われた撮影に参加。
・東京表参道Aoビル内にあるレストランにて、ハンガリーワインとベリーダンスのマリアージュ企画主催。2夜にわたって開催。
ワインパートでハンガリーワイン講師として出演。フィネスワインピアで取扱うワイナリーの中から厳選した10ワイナリーのPR試飲イベントを実施。
・2018年11月/ブダペストの寿司和食レストランで、エステルゴムにあるオーガニック認定ワイナリー、スィヴェクワインと寿司刺身のマリアージュイベントを開催。
・2018年8月/ブダペスト近郊のエチェクで開催されたハンガリーのワインマガジン編集長主催のワインイベントにゲストとして招聘され出席。
・2018年5月/ブダペストの寿司和食レストランで、バラトン湖周辺にあるワイナリーのPR試飲イベント、ハンガリーワイン晩餐会を企画主催。
・2018年4月〜5月/東京 中目黒・三軒茶屋・新宿でそれぞれ、ハンガリーのトカイ、チョパク、バダチョニ、それぞれにある3ワイナリーのPRワインテイスティングイベントを企画主催開催。
・2018年2月/ハンガリー国内の大手ワインメディアのブラインドテイスティングにテースターとしてビデオ出演。
・2017年11月/ハンガリーのワイン業界で一番歴史のあるワイン雑誌、VinCEマガジンの特集ページ、43種類のシャンパン、スパークリングワインのブラインドテイスティングにテースターとして雑誌の誌面に出演(掲載される)。
・2017年7月〜8月/東京 恵比寿、吉祥寺、大阪*心斎橋にてそれぞれ、ハンガリーの大人気ネイルビューティブランド、Moyra製品のPRイベント、即売会を企画主催開催。日本のネイル業界にMoyraネイルプレートファンを大幅に拡大、現在、日本のネイルマーケットで大人気アイテムになっている。
・湘南ビーチFMワインのお話(約2年メインレギュラー)
・Ameba TV Abema Times ハンガリー情勢についてコメンテーターとして中継出演(2016年)

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