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フィノマガジン第2章 サイトリニューアルにあたって

  • Photo copyright ©Papp Hideko

私がハンガリーの最たる田舎の地に、家族とともに移住してきたのが2013年10月。

2014年8月にブダペストに引っ越し、同年の春頃から少しずつライターとして仕事を再開し、それと並行して、鬱屈としたハンガリーの田舎暮らしの様子をアメブロで綴り始め、ブログだけでは物足りなくなり、ハンガリーのドメイン会社とレンタルサーバーと契約して、独自ドメインでフィノマガジンの配信をスタートしたのが2015年5月。

2015年〜2016年の間に、一番多い時は6人ほどのライターさんに執筆を依頼し、自身の投稿を含めて計600本近い記事を2017年までの間に配信してきましたが、

©FinesseWinepia,Papp Hideko
©FinesseWinepia,Papp Hideko

2016年後半から2017年前半にかけて、私はハンガリーの親族のネイルアートブランド、Moyra を日本のネイルユーザーへ広めるべく度々日本へ帰国し、そちらの仕事が忙しくなったのと、一番の理由は、フィノマガジンを始めたことでハンガリー現地在住者の間で目立ったのか、2016年の春、匿名の人物による誹謗中傷に遭ったことが原因で、フィノマガジンの投稿をすることに恐怖を覚えるようになりました。

犯人については特定できましたが、当時、ハンガリーに在住していた日本人男性によるものでした。全く行き会ったこともない、見ず知らずの日本人男性による愚行でした。

どうやって犯人を特定できたのか、詳細は割愛しますが、私以外にも当時、ハンガリーに住んでいた日本人の方や今も活躍されているハンガリー在住日本人の方の悪口が2ちゃんねるなどに沢山書き込みがされていました。

それらの書き込みを行っていた匿名の人物が、結局犯人だったのですが、ハンガリーの暮らしやカルチャー、イベント、現地のニュースや楽しい出来事などをただポジティブに配信し紹介したいという思いは、ある人の気持ちを曇らす行為なのかと、2016年当時、随分悩んだ記憶があります。

2017年にフィノマガジンの取材の一貫で、ハンガリーのバダチョニーにあるワイナリーから取材撮影に来て欲しいと依頼されたことから、ハンガリーのワイン業界と縁がつくようになりました。

元々、大学卒業後に就職したのが食品メーカーで、海外事業部に配属され、お酒が一滴も飲めなかったのに、なぜかフランスワインの輸入販売を担当する業務に従事することになった私は、新入社員だった1年の間はお酒が飲めない苦手という葛藤と、ワインを試飲しないとセールスができないという葛藤でずいぶん苦労した記憶があります。

ビールが苦手だったくらいなのでワインももちろん苦手でした。最初の1年は正直、どんなに高価なフランスのボルドーワインを試飲しても美味しいとさえ感じることができなかったのです。お恥ずかしながら。

それが、フランスのブルゴーニュ地方にある白ワイン、ムルソーと出逢ったことで、私のワイン観は一変しました。

その時、テイスティングしたムルソーの状態が素晴らしかったことが起因するのでしょうが、ワインは本当に生き物で、保管状態やワイングラスの硝子の厚さなどでも実際に味が変わってしまうくらい繊細な生き物なのです。

自身の職歴についてはAboutページで書いていますので、割愛しますが、ハンガリーのブダペストに移住し、ロゼワインのイベントに毎年足を運ぶようになり、その後、2015年から毎年9月に開催されるブダペストワインフェスティバルBUDAPEST BOR FESZTIVALに訪れるようになり、ハンガリーワインについては、青山にあるワインスクール、アカデミー・デュ・ヴァンの生徒時代に授業でテイスティングしたことがあるロイヤルトカイの貴腐ワインとエッセンシアくらいしか記憶がなく、そもそも私がワインインポーターを東京でしたいた時代には、都内のワインショップでもハンガリーワインを1本も見かけたことがなかった時代。

ハンガリーワインといえば天然甘口の白ワイン貴腐ワインしかない、そのくらい無知だったわけです。

話しがワインにそれましたが、ハンガリーのバラトン地方にあるケークニェリューという葡萄品種の白ワインに出逢った時は、フランスのムルソーに出逢った時と同じくらい感動を覚えたのです。

ハンガリーには美味しいドライワインがあったことすら知らなかったのです。

それから、ヴィラーニ地方のカベルネフラン100%の素晴らしいフルボディの赤ワインに出逢ったことも、私がハンガリーワインのPR活動に傾倒していった大きな理由です。

そうやってワイナリー取材撮影やワインイベントに参加を重ねるうちに、フィノマガジンのデータをアップしていたハンガリーのレンタルサーバー会社が、残念なことに倒産してしまい、ハンガリーのドメイン会社は今もありますが、レンタルサーバーを新たな会社と契約し、データを移行する作業が発生したわけです。

匿名のネットユーザー(犯人の顔と名前は特定できましたが)による誹謗中傷事件と、実際は私の実名を使って当時、ハンガリー在住だった女性の個人ブログに、私の名前で殺害予告のコメントを書き込んでいたという大変悪質な事件でした。

この事件と、新しいレンタルサーバー(日本の会社)にデーターベースを移行する作業が大変難航していることで、2018年の春以降、ずっとフィノマガジンの投稿が滞ったままだったわけです。

フィノマガジンというハンガリーと日本について紹介する、ブログに少し毛が生えたようなオンラインマガジンは、2015年にドメイン取得し、配信を開始、途中2年半くらいブランクがありますが、早いもので立ち上げてから5年の歳月が過ぎました。

記事配信を再開することで、正直、またネットなどで匿名の人物から誹謗中傷を受けたりするのが嫌だという想いがあるのも事実です。

新型コロナウィルス禍の時代になり、この数ヶ月、大好きだった日本の俳優さんや女優さん、また、私の知らないタレントさんなどが自死を選ぶという悲惨なニュースをネット記事で目の当たりにし、海外移住して7年近くになり、日本の芸能界やテレビにかなり疎くなってきた私でも相当なショックを受けました。

自殺された芸能人、有名人の方の中には、ネットの匿名ユーザーによるいわれのない誹謗中傷によって精神を極限にまで病んでしまい、自ら死を選んでしまわれた方々が少なく無いことも知りました。

明るく陽気な話題は叩かれやすく、毎日、新型コロナウィルスの患者数や死者の数だけが詳しく報道される今日の世界を、フィノマガジンを開始した2015年に一体誰が想像できたでしょうか?

フィノマガジンで毎週、少なくとも数本は新着記事を投稿、更新していた2015年〜2016年の間、当時の私は、観光客に向けた陽気な記事ばかりでなく、実際ハンガリーで起こっている闇の出来事、負のニュースにもスポットライトを当てたい気持ちがとても強かった記憶があります。

そういうことも、オンラインメディアを続けていく事で記事コンテンツに迷いが出たと思っています。

当時、お願いしていたライターさんは2017年までに契約を解除していただき、それからは自身で投稿することも億劫になり放置してきた可哀想なフィノマガジン。

世界中で最大、約182ヶ国からアクセスがあったフィノマガジンも投稿をさぼっていたこの2年とちょっと、やはり誰からもアクセスされない幽霊サイトになっていました。

この数年、ハンガリーのワイナリー取材やハンガリーワインのイベントにばかり参加しており、2日前もトカイのワイナリー4つとTarcelにあるワインに関連するInstituteのMaster of Grapeによるセミナーに参加してきたところです。

来週はカベルネ・フラン100%で知られる赤ワイン名産地、ヴィラーニのワイナリーを複数訪問予定です。

こんな状態ですので、当分、フィノマガジンの記事は私1人で書いていきますが、ワイン周りの陽気な記事ばかりが増えてしまうこと、のんきで陽気な投稿が続くでしょうが、こんな新型コロナウィルスの時代にワインイベントなどけしからん、外出など許せない、といったネガティブな方、そもそも20歳未満の未成年の方はお酒の記述ばかりのマガジンですので、フィノマガジンの閲覧をご遠慮願います。

個人的にYoutube視聴にハマりまくっていますので、ライフハッカー的タメになるYoutubeチャンネル、個人的に面白いと思って毎日視聴しているチャンネル、そして、ハンガリーワインやワイナリーについての動画投稿がほとんどの自身のチャンネル、FinesseWinepiaハンガリーワインチャンネルの動画も記事と写真に織り交ぜながら、好きなこと、面白いことだけをテーマとして取り扱っていきたいと思っています。

このフィノマガジンにはあまり暮らしのお役立ち情報などがありませんし、誰かを励ます力は到底持たない個人ブログに毛の映えた程度のオンラインメディアですので、この大変な時代でも気持ちに余裕を持って暮らしたい、先を明るく捉えたい、ピンチはチャンス!そのくらい前を向いている方々が何かをインプットしたいとき、人生やライフスタイルのヒントとなるような、(ほぼほぼワインがテーマの投稿ばかりでしょうが…)、ワイン、アート、音楽、陽気なライフスタイルコンテンツを投稿していきます。

PRとなりますが、現在、私が運営するハンガリーワイン専門サイト、フィネスワインピアと自身が一理事をつとめる一般社団法人国際芸術文化交流日本ハンガリーワイン協会では、ハンガリーのワイン業界を牽引する国際ワイン学者、ハンガリーワインカレッジ創始者、Diploma WSETのメーサローシュ・ガブリエッラ氏を名誉講師に迎えて、在ハンガリー外国人、在ハンガリー日本人のワイン愛好家の方向けに、グローバルかつ本格的なハンガリーワイン講座、WINES OF HUNGARY BASIC COURSE LEVEL.Ⅰを今月10月22日(木)から全7回、ガブリエッラ氏の、ブダペスト市内ブダ側(2区)にあるテイスティングルーム、アトリエで授業を開始します。

10月8日

までに上記ボタンのハンガリーワイン講座概要ページからお申込いただいた方には

早割適用、受講料から10,000HUFお値引きとなります。

ハンガリー現地でしか試飲できない貴重かつHUGARY WINE TOP100位内の素晴らしいワインだけをテイスティング教材としてご用意していますので、
ハンガリー在住ワイン愛好家の方、ハンガリーを代表する国際ワイン学者 Dr.メーサローシュ・ガブリエッラ氏による、コロナウィルス禍の中だからこそ特別に実現することができた、貴重かつ本格的なハンガリーワイン講座の一期生となられますことを心から願っております。

最後になりますが、

この数年でハンガリー国内の素晴らしいライターの方々と沢山お知り合いになったので、もう少しこのメディアにスポンサーが増えた時は、ハンガリー人のプロフェッショナルなライターさんに執筆をお願いしたいと考えていますので、

在ハンガリー日系企業の皆様、ハンガリーと日本の友好のために、どうぞご協力よろしくお願い致します。(苦笑)

2020年10月2日(金)
ハンガリー、ブダペスト在住 / フィノマガジン運営者 PAPP HIDEKO

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