2024年9月12日(月)~9月15日(金)の4日間、第33回目となるブダペストワインフェスティバルが、世界遺産のお城ブダ王宮で開催されました。
今年はあいにく例年にない雨に見舞われ、特に2日目以降は多々、激しい雨が降り、9月中旬とは思えない寒さだったため、当初のパールワインツアーのスケジュールを変更調整し、初日と3日目の14日に、VIPアテンドサービスを実施。
33回 ブダペストワインフェスティバル2024
2021年から私、フィノマガジン運営者のPapp Hideko(ハンガリーワイン協会・会長)は、ブダペストワインフェスティバルの主催会社から、アジア人唯一の同フェスティバルのプレスに任命され、この国で最も歴史ある最大規模の同ワインフェスティバルの広報活動に邁進。
当フェスティバルの日本やアジア諸国への広報集客活動の一環として、2022年からハンガリーワイン協会の例年行事として、ブダペストワインフェスティバル期間中にVIPアテンドサービスを提供するようになりました。
国民名誉賞受賞のトップワインメーカー、ボックヨージェフ氏と
9月12日、その日の午後に到着する日本からのゲストの方々を待つ間、私は本協会のCo- Founderで政府公認植物保護士であるタマーシュ氏は、ブダペストワインフェスティバルの創始者で主催会社の社長であるゾルターン氏がガイドを務めるプレスツアーに参加。
プレスツアー参加前、入口付近にブースを構えていた、ヴィッラーニの名ワイナリー、ボックワイナリーオーナーでトップワインメーカーのボック・ヨージェフ氏(Bock József )と一年ぶりに再会できました。
ボック・ヨージェフ氏のご長男と
真ん中に写る方は、ボック・ヨージェフ氏のご長男で次期後継者のお父様と同じお名前のヨージェフ氏。
ヴィッラーニ地方、ボックのキュヴェ
写真は初日にフリーテイスティングさせていただいたボック・キュヴェ。
ボック・ヨージェフ氏と同氏のボックワイナリーについては、昨年、ハンガリーワイン協会のホームページに掲載した昨年のワイナリーツアーのページでご確認ください。
激しい雨に見舞われたブダ王宮
今年はあいにく激しい雨に見舞われましたが、そのおかげで、ラッキーな出来事もありました。
BOCK至上、最高峰の赤、カペラ2011年をフリーテイスティング
ブダペストワインフェスティバル3日目の9月14日、激しい雨が降る中、ボックのブースでありがたくも2011年、ハンガリーでは当たり年ヴィンテージの、ボックのワインラインナップの中で最高評価の赤ワイン、カペラをフリーテイスティングさせていただける機会をいただきました。
フェスティバルの創始者で主催者のゾルターン氏と
ブダペストワインフェスティバル初日の12日正午すぎに到着した、本ハンガリーワイン協会の専務理事で現日本事務所代表の桜井和歌(写真右)と、本協会芸術監督でベリージャパンスーパースターズオーナーのネフェルタリ純子氏(写真左から二番目)。
二人がブダ王宮に到着早々、ブダペストワインフェスティバル主催者でハンガリーワインアカデミアの会長、ゾルターン氏に遭遇。
先ほどまでゾルターン氏がホストを務めていたプレスツアーに参加していましたが、夕方にもまた、王宮内でお会いしたので、二人にゾルターン氏を紹介し、その場で記念撮影していただきました。
プレスミーティング&プレスツアー
ハンガリー農業大臣イシュトヴァーン氏と
ハンガリー農業省のトップ、農業大臣のナギュ・イシュトヴァーン氏と、記念撮影させていただきました。
トップクラスのハンガリーワインを紹介
右はブダペストワインフェスティバル主催会社の社長さん。
左はハンガリーの農業大臣の方です。
エゲルのセントアンドレア赤とバラトン・ゼルナの白
軽食付きでした
お話を聞きながら、テイスティング
ワイン雑誌、ボル・ピアツの編集長と編集者の方と
WSET Diplomaのヘルツェグ・アーグネシュ氏と
SNSでは2017年頃からつながっていてメッセージのやりとりもしていたので、なんだか不思議な感じですが、実際にお会いしたのはこの日が初めてでした。
日本のマスターオブワイン、大橋健一氏のご友人でもあります。
私の長男もワインが飲める年頃になりました
私の長男も気が付けばワインのテイスティングができる年頃に。
月日が過ぎるのはあっという間です。
私たちハンガリーワイン協会のパートナーワイナリー、トカイ・グローフ・デゲンフェルドさんのおかげで、スタッフ枠で入場した長男。
母親と違って出来がよいらしく、日本人ですが日本語とハンガリー語はネイティブ、英語、ドイツ語と4か国語が話せます。
昨夏、私は日本のテレビ局TBSの土曜朝の人気情報バラエティ番組、サタデープラスという番組の30分特集コーナーで、私と家族のブダペストでの暮らしを特集オンエアしていただいたのですが、ブダペストで4日間撮影クルーの方々とともに過ごしているうちに、カメラマンやディレクターの受けが一番良いのがうちの長男で、私より出番が多くなっていました。
昨夏8月26日にTBSでオンエアされた際も、当時のツイッター(現在のx)では、長男の名前が沢山ツイートされていて、反響があったようで、親バカとしてはうれしい限りです。。
トカイ・グローフ・デゲンフェルドの貴腐ワイン
デゲンフェルドの社長、マーテー氏と
2020年の7月にハンガリーワイン協会副会長のクールシュ・タマーシュ氏と、トカイ・グローフデゲンフェルドワイナリーを訪れた日からご縁がつき、その後、日本での輸入代理店もみつかり、今日も私たち協会のパートナーワイナリーとして、さまざまにご協力いただいている同ワイナリー。
その社長さんであるマーテーさんのお兄様は日本人女性とご結婚され、義理のお姉様はハンガリー在住日本人。
義姉の方は日本酒をメインとしたスナックをブダペストで経営されています。
日本酒好きな在ハンガリー日本人と親日ハンガリー人の方々の憩いの場になっているようですね。
ヴィッラーニ・ゲレの現オーナー、アンドレア氏と
Gere Attila Pincészete の現オーナーで Andrea Gere Skin Care の社長さん ゲレアンドレアさんと。
お父様のゲレアッティラ氏とは2016年のブダペストワインフェスティバルで1人でフィノマガジンでの取材撮影兼ねて遊びに来たとき、そのときたまたまお一人で自社の試飲ブースにいらしたアッティラ氏とお話したら意気投合。
ゲレの素晴らしい赤ワインラインナップ、全て無料でテイスティングさせてくださり美味しい生ハムまでいただいてしまい、ワイナリーに招待するよと言ってくださり本当に招待してくださったという、とてもとても私にとってはエンジェルみたいなお方です。
ゲレのトップラインナップをフリーテイスティング
アンドレア氏のご厚意で、ゲレのトップラインナップの赤を4種類、フリーテイスティングさせていただきました。
私のお気に入りのSolus(メルロー100%)も再びテイスティング。
実は私、2018年のワイナリーにご招待いただいたときは8種類、2021年にタマーシュさんと撮影で再訪問させていただいた際は、木箱入りのトップラインナップの赤をプレゼントしていただき、飲むのがもったいなく、いまだに大事に保管しております。
ゲレのワインは現在、日本でお買い求めいただけますし、日本のロイヤルファミリーのお気に入りワインとしても知られています。
トカイ・デゲンフェルドと同様、ゲレもオーガニック認証を保持しており、サスティナブルという時代の流れからも、日本のワインラバーの方々に推奨したい高品質なワインです。
ブダペストワインフェスティバル初参加の専務理事
ハンガリーワイン協会専務理事の桜井和歌。
今年はじめてブダペストワインフェスティバルに参加した彼女が購入したのは、トカイ・グローフデゲンフェルドの5プットニョシュと6プットニョシュと、ヴィッラーニ、ボックのトップクオリティの赤、カペラ2011年ヴィンテージ。
ワインの有資格者ではありませんが、数多くの国を旅し、世界中のおいしいワインを長年、沢山愛飲してきた彼女、カペラが一番だったという彼女の舌は確かでしたね。
夜のブダ王宮、庭園内
夜は特に雨が激しく降ってきて、雨足の強さと寒さでつらかったですが、その分、極上のハンガリーワインを堪能できたので、今年のワインフェスティバルは特に思い出深いイベントとなりました。
本協会法人会員、セクサールドの名ワイナリー、ボードリ―
夜は特に雨が激しく降ってきて、3日目の日、本ハンガリーワイン協会の法人会員ワイナリー、セクサールドにある名ワイナリー、ボードリ―のオーナーさんともブダ王宮で再会。
今年もセクサールド・ビカヴェールを堪能させていただきました。
現在、今年撮影したブダペストワインフェスティバルの動画を制作編集中です。
動画編集が終わり次第、ハンガリーワイン協会のYouTubeチャンネルと、こちらのページの上段にそのYouTube動画を埋め込みします。
写真より動画のほうが、よりフェスティバルの美しさと臨場感が伝わると思いますので、今月中に公開予定のYouTube動画もどうぞお楽しみに♪
次回のフィノマガジンは、パールワインツアー2日目のプログラム、ブダ王宮、マーチャーシュ教会近くの美しい隠れ家ホテルで開催した、ハンガリーワイン協会主宰のダンスパフォーマンス×トカイワイン×フルコースディナーイベントのレポートをお届けします。
次回のブダペスト発ワインイベントレポートもどうぞお楽しみに♪
Papp Hideko パップ英子…ハンガリー発フィノマガジン/フィネスワインピア/ HUNGARY JAPAN WINE 運営者。クリエイティブ・ディレクター、コピーライター、プランナー、ワインエッセイスト、ワイン講師 Level 3 WSET ハンガリー(日本)ワイン協会 代表 、JSA (一社)日本ソムリエ協会ソムリエ教本ハンガリー項代表執筆者(2022 , 2023 , 2024年度版執筆監修)、ハンガリー在住ワインコラムニスト/ Level 3 WSET/ Wine & Spirits Education Trust認定Higher Certificate、現在、Diploma Course WSET。
2015年からハンガリー国内のワインフェスティバル等、イベント取材撮影を自身のオンラインマガジン、フィノマガジンで執筆開始。 https://finomagazin.com
2017年秋から、バラトン・バダチョニにあるワイナリーの取材撮影を皮切りに、バラトン・チョパク(3ワイナリー)、トカイ・ヘジャリア、トカイ・マード(トカイ地方は4ワイナリー)、バダチョニ(バダチョニトマイ)、ヴィラーニ(2DHCワイナリー)、エゲル、エチェク、エステルゴムのオーガニック認定ワイナリーと、ブダペスト市内で開催されるワインフェスティバル、ワインマガジンショーなど、精力的に取材を重ねている。
2023年 日本日時 8 26(土) 7:59~9:25 MBS (大阪毎日放送、TBS系全国ネット)で放映された、土曜朝の人気情報番組『サタデープラス』の海外移住スペシャルコーナー『自己流ライフ』にて、約25分間、Papp Hidekoのブダペストライフに密着取材、特集でオンエア、紹介していただきました。
2021年 日本時間1月14日深夜2時30分 ハンガリー時間 1月13日18:30
Japan FM Network JFM のラジオ番組 ON THE PLANET にzoomでブダペストから中継で ハンガリー子育て支援情報について12分間コメンテーターとして生出演。
2019年
・ハリウッド映画MINAMATA(ジョニー・デップ主演2020年公開予定)
2月〜3月/ 日本人エキストラでハンガリー近隣国で行われた撮影に参加。
・東京表参道Aoビル内にあるレストランにて、ハンガリーワインとベリーダンスのマリアージュ企画主催。2夜にわたって開催。
ワインパートでハンガリーワイン講師として出演。フィネスワインピアで取扱うワイナリーの中から厳選した10ワイナリーのPR試飲イベントを実施。
・2018年11月/ブダペストの寿司和食レストランで、エステルゴムにあるオーガニック認定ワイナリー、スィヴェクワインと寿司刺身のマリアージュイベントを開催。
・2018年8月/ブダペスト近郊のエチェクで開催されたハンガリーのワインマガジン編集長主催のワインイベントにゲストとして招聘され出席。
・2018年5月/ブダペストの寿司和食レストランで、バラトン湖周辺にあるワイナリーのPR試飲イベント、ハンガリーワイン晩餐会を企画主催。
・2018年4月〜5月/東京 中目黒・三軒茶屋・新宿でそれぞれ、ハンガリーのトカイ、チョパク、バダチョニ、それぞれにある3ワイナリーのPRワインテイスティングイベントを企画主催開催。
・2018年2月/ハンガリー国内の大手ワインメディアのブラインドテイスティングにテースターとしてビデオ出演。
・2017年11月/ハンガリーのワイン業界で一番歴史のあるワイン雑誌、VinCEマガジンの特集ページ、43種類のシャンパン、スパークリングワインのブラインドテイスティングにテースターとして雑誌の誌面に出演(掲載される)。
・2017年7月〜8月/東京 恵比寿、吉祥寺、大阪*心斎橋にてそれぞれ、ハンガリーの大人気ネイルビューティブランド、Moyra製品のPRイベント、即売会を企画主催開催。日本のネイル業界にMoyraネイルプレートファンを大幅に拡大、現在、日本のネイルマーケットで大人気アイテムになっている。
・湘南ビーチFMワインのお話(約2年メインレギュラー)
・Ameba TV Abema Times ハンガリー情勢についてコメンテーターとして中継出演(2016年)