ST.ANDREA セント・アンドレア エゲルの名ワイナリーふたたび

赤ワイン名産地エゲル、ST.ANDREA セント・アンドレアふたたび

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ワイナリーの1階、テイスティングルームの隣の建物がワインカーヴ。

その扉の奥を進むと、フランス製およびハンガリー製のオーク樽がずらりと並ぶ、DHCクラスの極上エグリ・ビカヴェールが眠るワインカーヴへと続きます。

ST.ANDREA セント・アンドレアワイナリーの外観

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2022年10月11日、秋晴れの朝、私たちハンガリーワイン協会の面々は、ブダペストから車で2時間以上かけて、エゲル地方にあるハンガリー国内外、人気実力ともにトップクラスを誇る、セント・アンドレアワイナリーへと向かいました。

セント・アンドレアワイナリーは、私たちハンガリーワイン協会のパートナーワイナリーであり、2020年から現在まで、ワイナリーでのイベントご招待や、また、当協会が4月に主催したハンガリーワインメーカーズリレー、オンラインワインサロンでも、ゲストスピーカーとしてご出演いただいています。

本投稿では、現在までに掲載できていなかった、2020年ワイナリー訪問時やワインイベントの写真も掲載していますので、サクッとご覧になりたい方は、スクロールをサクサクして画面下へとお進みください。

ST.ANDREA セント・アンドレアワイナリーの入り口

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写真はセント・アンドレア1階のエントランス部分にあるワインショップ。

2020年夏、セント・アンドレア初訪問、ルーリンツ博士とご子息とともに

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セント・アンドレアワイナリーについてと、同ワイナリーのワインラインナップについては、フィノマガジンで2021年に掲載した、同ワイナリー取材記事に詳しく解説していますので、下記ボタンまたは画像をクリックしてご覧ください。

©HUNGARY JAPAN WINE ASSOCIATION
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St.Andrea Mária Ünnep 2020 セントアンドレアでのサマーワインパーティで

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セント・アンドレアワイナリーのサマーイベント、St.Andrea Mária Ünnep 2020にご招待いただいたときの写真。

右側の女性は、同じエゲル地方の名ワイナリー、トース・フェレンツの次期オーナーであるご長女の方と。

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同じく2020年夏、セント・アンドレアのサマーワインパーティご招待のときの写真。

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後列左の方は、トカイ地方のロージャワイナリーのオーナーでワインメーカーの方です。

前列右から二人目がその方の奥様で、その隣の眼鏡の女性は、お二人のお嬢さん。

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2020年3月開催の、 BORÁSZOK BORÁSZAパーティが最初の出逢い

セント・アンドレアワイナリーオーナーでワインメーカーのルーリンツ・ギュルギ博士と、

博士のご子息、ジュニア・ルーリンツ氏(お父様と同姓同名)と初めてお会いしたのは、

2020年の春。

ブダ側のレストランを貸し切って開催された、BORÁSZOK BORÁSZA※のレセプションパーティ会場でのこと。

BORÁSZOK BORÁSZAのレセプションパーティは、ハンガリー国内ベスト50位以内に選ばれたワインメーカーとその関係者のみが招かれる、まさにVIPなワインイベントでした。

2014年、ハンガリー国内で女性初のワインメーカーオブザイヤー(2014年)に輝いた、トカイ地方のワインメーカー、キケレット・トカイベレツ・ステファニー女史”。

キケレット・トカイのステファニー女史から直々に、ご自身も再度、ベスト50位に選出されていた、その貴重なBORÁSZOK BORÁSZA2020のパーティにお招きいただくことができ、ワインメーカーコンテストのV.I.P.パーティ会場に足を運んだ時のことです。

その会場でお会いしたのが、お二人との最初の出逢いとなります。

スマホで撮った当時の写真が見つかりました。うれしかったので、こちらの記事に画像シェアしてみました。

ブドウの収穫で最もワイナリーが繁忙期を迎えるとき

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10月初旬はブドウの収穫期真っ最中。

自社のブドウ畑で収穫したブドウがベルトコンベアにのせられたあと、プレスジュース(圧搾果汁)を抽出するため、圧搾機へと運ばれていきます。

除梗・破砕

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これは全房圧搾するためのプレス機。使用済のプレス機をこれからお掃除するところ。

全房圧搾とは、収穫したブドウを除梗せずに房のまままるごとプレスすることです。

ST.ANDREA セント・アンドレアオーナーさんとジュニアさんと

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ワイナリーの仕事で一番の繁忙期に、私たちの訪問を快諾してくださった、セント・アンドレアワイナリーのオーナーで2008年ハンガリートップのワイン醸造家のタイトルを持つルーリンツ・ギョルギ博士(左から二人目)と、息子さんでお父様と同姓同名、オーナーJrのルーリンツ氏(一番右)と。

2008年 BORÁSZOK BORÁSZA受賞のルーリンツ・ギョルギ博士 

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この日、朝7時にブダペストを発ち、朝10時にエゲル地方のセント・アンドレアワイナリーに到着した私たちを出迎えてくださった、ルーリンツ・ギョルギ博士。

セント・アンドレアのラインナップの中でも、DHC,トップ品質を誇るエグリ・ビカヴェールが眠るワインカーヴの中で、レクチャーしてくださるルーリンツ博士を撮影した1枚です。

ST.ANDREA OAK
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そのまま、1階の奥の建物にある、ワインセラーの入り口へと進み、最初にワインカーヴの中をチャンピオンワインメーカー自ら、じっくりとガイド&レクチャーしてくださいました。

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エグリ・チッラグ エゲルの星がここで生まれる

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ワインを醸造、発酵させるための、大型ステンレスタンクがずらり。

ステンレスタンクの中には、エグリ・チッラグ(ハンガリー語でエゲルの星)と呼ばれる白ワインの原料となるフリーランジュースが。

エグリ・チッラグは、エゲル地方でもDHCという最高ランクの格付けに該当し、カルパチア盆地で生産、収穫された4種類以上のブドウ品種をブレンドし、発酵過程ののち、4カ月以上はオーク樽、木樽での熟成を経て瓶詰、出荷された白ワインのことを意味します。

2階へ移動すると、

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一通り、ワインカーヴの中をご案内いただいた後は、階段を上って二階のホールスペースへ。

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2階のホールがアートギャラリーに様変わり

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2年前に訪れた際は、大会議室を兼ねたテイスティングルールでしたが、今回の訪問時には、エゲル地方のアートスクールの生徒さんたちが描いたという素敵なアート、絵画がたくさん展示されていました。

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2階にゲストが来訪時に記念に書き残していく手帳があったので、素敵な絵画のある空間に触発されたのか、筆者も少女漫画タッチで、セント・アンドレアの赤ワイン(エグリ・ビカヴェール)が注がれたワイングラス片手にたたずむ少女のイラストを描いてみました。

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そのイラストを喜んでくださった(お愛想かもしれませんが)オーナーのルーリンツ博士と記念にまた写真に収まってしまいました。

ハンガリーはもちろん、ヨーロッパでもスター並みの人気を誇る、チャンピオンワインメーカーと一緒に記念写真だらけ、、

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ワインを宣伝しているのか、単なるミーハーなのかわかりませんが、私たちとしては、日本ではまだほとんど知られていない、ハンガリーワインが、よりメジャーになってほしい。

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そして、オーガニックや高品質なワインがその価値をさらに高めながら、正しく流通していってほしい。

そういった想いから現在の協会活動を続けていますので、人の目にとまることであれば、オーナーさんやワインメーカーさんにも前に出て顔を出してPRしていただくという考え方でいます。

世界最高峰エグリ・ビカヴェール、至福のワインテイスティング

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こちらが一階のテイスティングルームで、通常はレストラン兼ワインショップとして営業しているホールスペース。

ちなみに一番左に写る紳士は、私たちハンガリーワイン協会の名誉講師である、ジョン・フォン・ノイマン大学園芸学部筆頭教授の、バグリャシュ・フェレンツ博士です。

BORÁSZOK BORÁSZA ハンガリー国内最高のワインメーカーに贈られる賞

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セント・アンドレアワイナリーについては、2022年4月に、ハンガリーワイン協会主催のオンラインワインメーカーズリレーのゲストスピーカーとしてもご出演いただきました。

上の画像をクリックすると、4月開催時のオンラインワインイベントのページに移動します。

上2022年11月12月開催予定の、ハンガリーワイン協会主催、オンラインワインマスタークラス、オンラインワイン講座情報は下のボタンをチェックしてご案内ページをご覧ください。

セント・アンドレアのオーナーでトップワインメーカーのルーリンツ博士と

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ワインカーヴ、2階のアートギャラリースペースを見学した後は、1階のレストランスペースで、ビジネスミーティング&貴重なフリーテイスティングの機会をいただきました。

全世界『エグリ・ビカヴェール』ファンが認める最高ランクのDHC赤ワイン

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この上の写真に並んだ白、赤すべて、同ワイナリーのラインナップでも最高ランクにあたる、エグリ・ビカヴェール、グランド・シュペリオルまで、テイスティングさせていただき、感無量です。

左から2番目の女性が、奥様でワイナリー名の由来であるアンドレアさん

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1階のレストランスペースに戻ってきた頃、2020年にお会いした、ワイナリー名の由来でもある、オーナーの奥様、アンドレアさんともまた、こうして再会できました。

筆者の隣、左から二番目の美しいマダムがアンドレアさんです。

2020年夏。初対面のとき、アンドレアさんと

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当時も大変、歓待していただきました。

2020年、オーナーご夫妻とともにブドウ畑でテイスティングタイム

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最初の出逢いからもう2年、時が経つのは本当に早いものですね。。

ST.ANDREA 木箱も美しく魅せるワインディスプレイ

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ST.ANDREAの1階レストランでビジネスミーティング&テイスティング

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最初の出逢いからもう2年、時が経つこの日、法事の用があったルーリンツ博士にかわって、

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途中から、ご子息でオーナーJrのルーリンツさんが、テイスティングにあたって、ワインの説明を地質学から細かく詳しく教えてくださいました。

エグリ・チッラグ、テイスティングタイム

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最近、WSETのLevel 3の試験に合格されたというルーリンツ氏。

セント・アンドレア オーナーJr,がテロワールを詳しくレクチャー

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ワイナリーを継いでも、ワインの勉強は怠らず、次のディプロマを目指されるということで、

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同じくディプロマを取得するため、ですが、多忙を言い訳に、気が向いたときに、、のらりくらりと勉強を続ける筆者にとっては、大変刺激を受ける時間にもなりました。

お土産にビカヴェールをいただきました

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極上のエグリ・ビカヴェール、テイスティングタイムもあっという間に過ぎてしまい。名残惜しいですが、エゲルの隣、ショモヤにあるカーロ・イムレワイナリーの訪問時間が近づいてきてしまったため、セント・アンドレアを後にしました。

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お別れの際、オーナーJrさんから、私たち、ひとりひとり、セント・アンドレアのエグリ・ビカヴェールをお土産に頂き、そのおもてなしの心に感謝しかありません。

セント・アンドレアのワインをもっと世界中のワインラバーに、その美味しさを伝えていきたい。

そう想える心の奥には、大変美味しく高品質ということはもちろんですが、それ以上に、ファミリー愛があり、ゲストに対しても従業員に対しても、愛情やリスペクトの気持ちがある、そんな心遣いのフィロソフィーがいたるところに感じられる、からだと確信しています。

セント・アンドレアのワインは現在、微量ながら日本にも輸出されていますが、

混載便でなく、1コンテナ、すべてセント・アンドレアのワインで埋めたい、

そんな熱い心意気のインポーターさんが一社でも多くなることを、ハンガリーワイン愛の強い、いちワイン愛好家としては、ハンガリーにいながらそう願ってやみません。

セント・アンドレアのワインの輸入を検討したい、または購入希望のインポーターの方、ハンガリーワイン協会のコンタクトフォームより、お問い合わせいただければ幸いです。

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